Bryan の死をムダにしてはいけない。

On the day of Bryan's death, June 3, wife Bobbie and son Bryan keep a bedside vigil.
The recent photo of father and son is on the bed. [Times photo: V. Jane Windsor]


 

Bryan はティーンエイジャーの時にタバコを吸い始め、肺がんと診断されて、わずか47日後に34歳でお亡くなりになられました。

私は、腫瘍内科医・呼吸内科医として、このような方をたくさん診させて頂きました。
タバコとタバコを作って売る会社に怒りを覚えます。

この写真と動画は衝撃的ですので、心して見て下さい。(禁煙センセイ)

車内喫煙、空気中の有害物質は基準値の数倍

AFPBBNews

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2907771/9689724?ctm_campaign...

 

『車内での喫煙により、人体に有害な微粒子の量が世界保健機関(World Health OrganizationWHO)が推奨する上限の数倍に増加するとの調査結果が、15日の英専門誌「Tobacco Control」(たばこ規制)で発表された。』

 

特に子どもが危険です。(禁煙センセイ)

タバコを家におかない事が大事です。ー乳幼児が「タバコ誤飲」!やってはいけないNG例

乳幼児が「タバコ誤飲」!やってはいけないNG例

マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/wooris/2012/10/ng-4.html

 

乳幼児の誤飲の最多はタバコ誤飲です。飲んだら大変です。

家にはタバコを置かないようにしましょう。

一番良いのは、タバコを止めるしかないでしょう。(禁煙センセイ)

 

<参考>

http://smokefree.posterous.com/tag/タバコ誤飲

 

子供の誤飲事故、たばこが32年連続1位―厚労省

http://smokefree.posterous.com/321

女性の喫煙は消化器系の難病リスク高める 米研究

女性の喫煙は消化器系の難病リスク高める 米研究

現喫煙でクローン病リスク2倍

 

http://kenko100.jp/news/2012/10/12/02

 

『喫煙はさまざまな健康被害をもたらすことが指摘されているが、女性の喫煙は消化器系の難病、クローン病や潰瘍性大腸炎のリスクを高めると、米ハーバード大学医学部のLeslie M. Higuchi氏らが、米医学誌「American Journal of Gastroenterology」(2012; 107: 1399-1406)に発表した。現在喫煙している女性ではクローン病リスクが2倍になったという。』

 

現在までの研究結果とほぼ同じ結果が出ています。

すなわち、クローン病のリスクは喫煙で約2倍に増える事が証明されており、今回の研究も同様の結果でした。

一方、潰瘍性大腸炎は、喫煙者の方が非喫煙者よりも発症率が少ない、数少ない疾患です。今回もそのことが証明されました。

しかし、いくら喫煙者が潰瘍性大腸炎の発症が少ないといっても、喫煙する事はお勧めできません。なぜなら、

 1. 喫煙は循環器病、呼吸器病、がんを起こし、潰瘍性大腸炎のリスクよりはるかに問題になります。

2. たとえ潰瘍性大腸炎になったとしても、生命への脅威として警戒すべきは潰瘍性大腸炎そのものよりも、全身のがん、心臓病などタバコ 病です。潰瘍性大腸炎で命を落とすより、がん、心臓病で命を落とす患者さんの方が多いのです。 

極端に言うとこういうことです。国立公衆衛生院の蓑輪先生らは総説の中で、こう述べています。『どんな死に方をしてもよいが、潰瘍性大腸炎だけにはかかりたくない、という人は喫煙を選択してもよいかもしれない』


3.  現在、 潰瘍性大腸炎の治療には、喫煙よりも有効・安全で確立した治療法がある。


くれぐれも、潰瘍性大腸炎にならないために喫煙をしたり、潰瘍性大腸炎のなったから喫煙をする事がないようにお願いいたします。(禁煙センセイ)