喫煙者の肺を移植された27歳の女性が肺がんで命を落としました。悲しいお話です。

BBC News - Cystic fibrosis woman died with smoker's donor lungs
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-essex-20762437

嚢胞性線維症という難病を患った27歳の女性です。慢性呼吸不全のため、20代で在宅酸素療法を行わなければなりませんでした。
酸素がいらなくなることを期待して、昨年4月に肺移植を受けました。ドナーは中年のヘビースモーカーでした。 

そして、酸素も必要なくなり、8月に結婚しました。彼女は幸福の絶頂でした。

しかし、今年の2月に肺がんが発見され、その後それが元で命を落としました。
イギリスでは肺の提供者の40%が喫煙者です。非喫煙者の肺を待つことは移植希望者にとって悩ましい選択となります。

彼女の父親は、Jennifer's Choice というフェイスブックのグループを作り、
ノンスモーカーの臓器提供者を増やす活動を始めました。
http://www.facebook.com/JennifersChoice

悲しいお話です。(禁煙センセイ)