『煙草と悪魔』 芥川龍之介 の紹介

『煙草と悪魔』 芥川龍之介

青空文庫より

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/163_15142.html

『悪魔は、牛商人の肉体と霊魂とを、自分のものにする事は出来なかつたが、その代かはりに、煙草は、洽あまねく日本全国に、普及させる事が出来た。して見ると牛商人の救抜きうばつが、一面堕落を伴つてゐるやうに、悪魔の失敗も、一面成功を伴つてゐはしないだらうか。悪魔は、ころんでも、ただは起きない。誘惑に勝つたと思ふ時にも、人間は存外、負けてゐる事がありはしないだらうか。』

 

喫煙者だった 芥川龍之介 がタバコの本当の姿を看破していたのかもしれません。(禁煙センセイ)