また、誤解を生む記事がでました。この理屈にだまされないためには?ー 喫煙率 21年で男性23.1%減、女性1%減も肺がん死亡者急増

喫煙率 21年で男性23.1%減、女性1%減も肺がん死亡者急増

NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20120622_123114.html

 

過去40年間で成人喫煙率は明らかに低下しているのにもかかわらず、肺がんの死亡率は増加の一途を辿っている。このことから、喫煙の影響があらわれるとされる20~30年というタイムラグを考慮しても、喫煙率と肺がんとの関連性には疑問の余地ありと考える向きもある。』

また、出ましたね。上記の内容は完全に間違いです。この論調で繰り返し、アンチ禁煙の立場の方が述べられています。

この理屈は破綻しているのですが。。。

正しい内容は、下記記事をご覧下さい。

 

<参考>

喫煙率が下がっているのに肺がんが増えているのは、なぜ?

http://ameblo.jp/kinen-sensei/entry-11233488060.html

カナダのタバコの警告写真 2012年度版です。

Physicians for a Smoke-Free Canada
http://www.smoke-free.ca/warnings/canada-warnings.htm

 2012/6/19から、カナダでは新しいタバコ警告写真に完全移行となりました。あまりの強烈さに驚きます。リンク先にはさらに多くの警告写真があります。タバコの85% の面積のこれらの警告が載ることが要求されます。(禁煙センセイ)

がれきからのアスベスト+喫煙が危険です。/東日本大震災 喫煙対策/健康を維持し生活再建を

河北新報コルネット

社説

http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2012/06/20120619s01.htm

『がれき処理に携わった人に限らず、程度の差はあるが、多くの被災者がアスベストを吸い込んだ恐れがある。』
一般の非喫煙者と比べた発症リスクが、アスベストを吸引する可能性がある業務に就いている人は5倍、喫煙者は10倍に達した。両方の条件に当てはまる場合、リスクは足し算ではなく掛け算となり、50倍以上になった。』

震災地の方は、胸膜中皮腫や肺がんのリスクが高まっています。喫煙をするとさらに危険性が高まります。将来に向けて、ぜひ、禁煙をお願いいたします。(禁煙センセイ) 

間接喫煙が、脳卒中・COPD (肺気腫など)を誘発する。

間接喫煙、脳卒中・肺気腫誘発

イノライフネット

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=2&ai_id=151099

 

『間接喫煙に頻繁に接した人は、心臓病と肺癌はもちろん、脳卒中と肺気腫で亡くなる危険も大きいという研究結果が中国から出た。』

間接喫煙(受動喫煙)は、脳卒中やCOPDのリスクも高めることが中国の17年間の調査で分かりました。やはり、受動喫煙の害は相当なものがあります。非喫煙者が受動喫煙の害に遭わないように、公共の場は禁煙とすべきです。(禁煙センセイ)

 

<引用文献>

He Y, Jiang B, Li LS, Ko L, Wu L, Sun DL, et al. Secondhand smoke exposure predicted chronic obstructive pulmonary disease and other tobacco related mortality in a 17-years cohort study in China. Chest.  May 24.