タバコの「マイルドセブン」にココアが入っているーー日本たばこ(JT)の公式ホームページにそんな記載が見つかった、とネットで話題になっている。なぜココアなのだろうか。
(中略)
「たばこと塩の博物館」(東京都渋谷区)によれば、日本に紙巻きタバコ(シガレット)が登場したのが明治時代。フィルターの無い両切りタバコと、吸い口が筒のようになっている口付きタバコだった。それまで日本では、葉タバコをキセルで吸っていた。紙巻きタバコはモダンだと急速に普及したものの、キセルに比べ紙巻きタバコは、葉たばこが口に近いために刺激が強すぎた。当時のアメリカでは味をマイルドにするため葉たばこに砂糖が使われるなどしていた。日本もそれに倣い、タバコをマイルドにするため、日本人好みの味を工夫するため、ココアやハチミツなどを用いるようになったのだろう、と「たばこと塩の博物館」では説明している。
via j-cast.com
タバコには、アンモニウム塩やアセトアルデヒドも添加されています。1本のタバコから吸収されるニコチン量は、アンモニウム塩の添加量によって自由に操作できます。アセトアルデヒドはニコチンの生理作用を高める働きがあることが分かっており、多くの銘柄に添加されています。アセトアルデヒドはシックハウスシンドロームの原因でもあります。