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『「日本たばこ産業」ザンビアたばこ農家7,000件と契約』の意味するもの

「日本たばこ産業」ザンビアたばこ農家7,000件と契約

アフリカビジネスニュース

http://www.africa-news.jp/news_HmkGzdD83.html

 

『ザンビアの新聞社、タイムス・オブ・ザンビアによると、日本たばこ産業(JT)は、ザンビアのたばこ農家7,000件と契約を結んだことを明らかにした。』

一見何の変哲もない記事ですが、深い意味があります。下記を読んで色々考えてみて下さい。あえて解説はしません。

 

1. JT、アフリカ・ザンビアで植林・森林保全活動を開始
ECO JAPAN

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20100803/104443/

 

 

『ザンビアは葉タバコが主要産業。JTの海外での植林・森林保全活動はマラウイ、タンザニアのアフリカ2カ国とフィリピンに続き4カ国目。

新たに植林・森林保全活動を始めるのは、マラウイとの国境にあるザンビア東部州。ザンビアは葉タバコ生産が主要産業の1つで、葉タバコの乾燥施設などに木材資源が使用されている。一方、同国では家庭用燃料としても木材を使うため、森林伐採が社会問題化している。』

 

2. タバコをめぐるザンビアのジレンマ

JANJAN NEWS

http://janjan.voicejapan.org/world/0603/0603060399/1.php

 

『ザンビアは、有数のタバコ生産国となった。リロンガ氏は、「鉱物生産、特に銅生産を除くと、タバコは同国最大の外貨獲得源となっており、生産高は、アフリカ最大のタバコ生産国マラウィ、ジンバブエのレベルに近づいている」と言う。

ジンバブエの農業生産は全体的に下降しているが、ザンビアの農産業は、隣国ジンバブエから越境してきた白人農家の投資によって成長している。』


3. 森林破壊とタバコ

ブログ 楽しく禁煙

http://smoke-free.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-43d1.html 

『ケニアタンザニアマラウィ南アフリカなどでは、イギリス、ドイツ、アメリカのタバコ会社によって、タバコの乾燥のためにが多量に使われています。(世界中で生産されるタバコの、おそらく70%ぐらいは、(あるいは)で乾燥されたものですが、JTガス重油を使っていると思われるので、地球温暖化には影響しますが、森林破壊はしていないようです。)(→ザンビアから輸入するということは、薪炭材を使用して乾燥するタバコ葉を輸入するという事になり、ついにJTも森林破壊に手を貸す事になります。

タバコの葉っぱを1キロ乾かすのに、薪でいったら10キロ要るそうで、

世界銀行の試算では、世界で伐採される木の6本に1本は、タバコを乾かすために使われているそうです。

WHOの試算では、燃料用だけに限っていうと、(薪炭材として)伐採される木の8割は、タバコの乾燥に使われているとのことです。その後の調査でも、少なく見積もっても5割は、タバコの乾燥に使われていることが分かってきています。』

 

4. Times online より

リンク先切れ

1エーカー分のタバコ葉を乾燥処理するために同じ面積の自然林が伐採されており、これは

平均的スモーカーの2週間分のタバコを乾燥処理するために1本ずつ木が切られているのと同じである。

 

5.

タバコの葉摘みでニコチン被害を受ける子どもたち ~マラウィより~

AFPBB NEWS

http://www.afpbb.com/article/pressrelease/contribution/2635211/4502332