「たばこ後進国」といわれている日本が、他の国と比べて禁煙対策が進まないワケにはある事情が!

世界禁煙デー

日テレNEWS24


『5月31日は世界禁煙デー。厚労省は今年も31日から1週間を「禁煙週間」と定めている。日本は、欧州などと比較すると「たばこ後進国」といわれているが、他の国と比べて禁煙対策が進まないワケにはある事情があった。』

 日テレNEWSが、世界禁煙デーについて取り上げました。タバコを止めてみようとされている方には、知っておくべき情報がコンパクトにまとまっていますので、お勧めです。

 PM2.5とタバコ、FCTC の話、世界禁煙デーのテーマがWHO のものを厚生労働省が意訳をした件など、民放にしては随分踏み込んだ話となっています。(禁煙センセイ)

映画の喫煙シーンの影響力

アピタルー朝日新聞

http://apital.asahi.com/article/msk/2013060300004.html


 『ジェームス・サージェント教授は「映画の中の喫煙(シーン)を見る量が増えるほど、喫煙率も増えました」とニュースサイトの中で述べています。』

『米国では喫煙者10人のうち9人近くが18歳になる前にタバコを吸い始め、26歳以降でタバコを吸い始める人はほとんどいません。つまり「大人(20歳)になったら吸える」といわれていますが、分別のついた年齢で吸い始める人はほとんどいないのが実情なのです。』

 映画の喫煙シーンが若者に影響を及ぼす事をうまくまとめて下さっています。

 私も以前、ブログ記事に書いた事がありますのでご参照下さい。

<参考>

 シルベスタ・スタローンとタバコマネー

 http://smoke-free.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-c0d5.html

タバコ会社の元社長をNHKの経営委員長に就かせるべきではない-日本禁煙学会

タバコ会社の元社長をNHKの経営委員長に就かせるべきではない-日本禁煙学会

http://www.nosmoke55.jp/action/1305jt_nhk.html


 日本禁煙学会が緊急声明です。

 今まで、コマーシャルに影響されないNHKは、民間TVよりは、タバコ問題を正しく伝える事が多いマスコミでした。

 その経営委員長にタバコ会社の元社長が着任すると、タバコ問題への追及がにぶり、偏向する事が十分に考えられます。これは、問題だと考えます。



世界禁煙デー 2013 (5/31) ポスターです。"Ban tobacco advertising, promotion and sponsorship" 「タバコの広告活動、販売促進、後援を禁止しよう」

World No Tobacco Day 2013 posters

"Ban tobacco advertising, promotion and sponsorship" 

「タバコの広告活動、販売促進、後援を禁止しよう」


http://www.who.int/campaigns/no-tobacco-day/2013/posters/en/index.html より