関節リウマチの発症リスク、発症前の喫煙歴で2倍に

日経メディカル・オンラインhttp://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/eular2012/201206/525338.html (要登録・医療者のみ)

『デンマークの双子コホートを用いて関節リウマチ(RA)の発症率を検討したところ、単生児のデータと発症率は変わらず、またRA発症前に喫煙歴があると発症率は約2倍になることなどが示された。6月6日からベルリンで開催中の欧州リウマチ学会(EULAR2012)で、デンマークのDenmark Twin Registry,University of Southern DenmarkのA.J.Svendsen氏らが発表した。』

双子の一方が喫煙すると一方の喫煙しない方の2倍、リウマチになりやすいということです。双子は遺伝子と環境が似ているため、その差は、タバコに起因すると考えて良いと思います。(禁煙センセイ)

<喫煙率低減>政府が初の数値目標 10年後12%に

 yahoo news

毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000026-mai-pol

 

『政府は8日、政府の計画としては初めて喫煙率低減の数値目標を盛り込んだ「次期がん対策推進基本計画」を閣議決定した。10年の調査で19.5%の成人喫煙率を22年度までに4割近く引き下げ、12%を目指す。』

喫煙で大腸がん予後不良、遺伝子変異で差

M3 Cancer Board 

http://cb.m3.com/article/149243?portalId=mailmag&mmp=TA120606&mc.l=10...  (要登録、医療者限定)

『米国フレッド・ハッチンソンがん研究センターのAmanda I. Phipps氏は、ステージIII大腸がんの術後補助化学療法を検討した第3相試験N0147のデータを用いて、喫煙状況、遺伝子変異の有無と治療の転帰の関連について解析し、6月1日、シカゴで開催された第48回米国臨床腫瘍学会(ASCO2012)の初日に報告。Phipps氏は喫煙、特に現喫煙者で予後の悪化を認め、その関連は遺伝子変異の有無で差が見られたと解説した。』

m3.com の会員の医師の方は、ご覧頂けたらと思います。
 

禁煙進まぬ中国、業界による「妨害」が顕著に=中国メディア

禁煙進まぬ中国、業界による「妨害」が顕著に=中国メディア

サーチナ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120603-00000005-scn-cn

 

『中国新聞社は3日、5月31日の世界禁煙デーに合わせて中国政府・衛生部が初めての「喫煙健康危害リポート」を発表したことを紹介するとともに、中国国内で禁煙化が思うように進まない背景について報じた。』

『「喫煙の健康危害は根拠不足」などの情報散布、慈善活動のスポンサー化による販売促進、公務接待用の高級たばこ販売などといった8つの手段を用いて「禁煙妨害」をしていると指摘』

まさに今年の世界禁煙デーのテーマでもある。

Stop Tobacco industry interference ですね。

<参考>

https://www.facebook.com/StopTobaccoIndustryInterference 

たばこ産業による利益提供が受動喫煙の健康被害を否定

たばこ産業による利益提供が受動喫煙の健康被害を否定

世界禁煙デー記念シンポで国立がんセンター・望月氏が発表

MTPro

http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1206/1206011.html   (要会員登録、医療者限定)

 

 

2012年6月2日,東京都で世界禁煙デー記念シンポジウム(主催:厚生労働省,日本医師会ほか)が開かれた。

『受動喫煙と健康被害との関連について否定する論文の著者の9割以上がたばこ産業から利益提供を受けていたとする研究報告を提示し,世界的な禁煙化を阻止するたばこ産業の実態を紹介した。』

『WHOが示したたばこ産業による6つの干渉や妨害(誘導,誇張,偽造,操作,強迫,不審)について解説』

 

<参考>

https://www.facebook.com/StopTobaccoIndustryInterference